2017.3月号vol.11

歯周病と心臓疾患の関係

先月号「おざき歯科通信(2月号vol.10)」の『歯周病と脳血管疾患』の関係に続き、今回は、『歯周病と心臓疾患』の関係についてのお話しです。

代表的な心臓疾患の一つである心筋梗塞は、動脈硬化により心臓の血管が狭く、その部分に血栓が詰まることで血液が流れなくなる病気です。

動脈硬化の原因は、これまで不適切な食生活や、運動不足、ストレスなどの生活習慣が主な要因とされてきましたが、近年は、歯周病菌などの細菌感染がクローズアップされています。

脳血管疾患(脳梗塞)の場合と同様に、『歯周病菌』が、お口の中の細菌が血管を経由し全身へ流れることが要因です。

体内の血管に入り込んだ歯周病菌は、動脈硬化を誘発する物質を出し、血管内に「歯周病菌の固まり(プラーク)」をつくることで血液の通り道を狭くしてしまいます。

さらに、「歯周病菌の固まり(プラーク)」が血管から剥がれ、血管を塞いでしまうことで「心筋梗塞」を引き起こす場合もあります。

自分自身のムシ歯リスクを確認することも大切ですが、全身疾患に繋がる歯周病リスクも認識することが重要です。

2017.2月号vol.10

歯周病と脳血管疾患の関係

皆さんは、歯周病と脳梗塞(のうこうそく)などの脳血管疾患には、関わりがあることをご存知でしょうか?

脳血管疾患による平成23年の死亡数は12万3867人で、死亡総数の9.9%を占め、死因順位は第4位となっています。

脳血管疾患には様々な要因がありますが、近年では歯周病との関連も報告されています。

『歯周病菌』が、口の中の血管から体内へ入り込むことが要因となる場合もあり、歯周病の人はそうでない人の2.8倍も脳梗塞になり易いと言われています。

特に高血圧、高コレステロール、中性脂肪が高めの方は、脳血管疾患予防のためにも歯周病の予防や治療はより重要となります。

毎日の生活の中での歯ブラシのほかに、フロスを使用し、定期的に歯科医院でお口のメンテナンスをすることが歯周病予防、さらには脳梗塞の予防につながります。

2017.2月号vol.10

歯を守る為のインプラント治療

前号の「おざき歯科通信(1月号vol.9)」では、インプラント治療を学ぶ為の、年間100時間講習を修了したことをお伝えしました。

皆さんは、インプラント治療について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

インプラントは、失った歯の代わりになる有効な治療の他に、残っている歯を守るという重要な役割もあります。

また、インプラント治療は、入れ歯のように噛む力が、健康な状態に比べて減少したり、ブリッジを入れる場合のように、健康な歯を削ることもありません。

しかし、歯を失ってしまった全ての人に、有効であるとは限らないため、当院では、治療前に行なう「診査・診断」の情報や、患者様のお口の状態から、インプラント治療を行う場合と、行わない場合を総合的に判断し、インプラント治療がその患者様にとって、「有益性の高い治療」となるようご案内致します。

インプラント治療によって、お口のバランスが保たれることで、残っている歯が守られ、生涯を健康的に生活してく為の歯科医療を目指します。

2017.1月号vol.9

100時間講習 修了

昨年の4月からスタートした「日本口腔インプラント学会認定講習会」のカリキュラムが11月13日に終了しました。

この講習会は、4月より毎月行われ、合計100時間の受講構成になります。

インプラント治療の治療指針や概論、実習の他に、放射線や病理学、歯周病や、噛み合わせなど、インプラント治療に関わる全てを学ぶことが出来る数少ない講習会です。

失ってしまった歯を取り戻す治療として「入れ歯」がありますが、

「よりしっかり噛みたい」、「入れ歯は入れたくない」という方には、インプラント治療は有効な治療法として、広がっております。

また、インプラント治療において、重要なことの一つに「診査・診断」があげられます。

当院では、患者様にとってインプラント治療が有効かの診断を含め、

症例に合わせたインプラントの種類を選択して治療致します。

インプラント治療についての、ご質問などあれば、お気軽にお尋ね下さい。

2017.1月号vol.9

新年ご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。

皆さんは、年末年始をどのように過ごされましたか?

また、2017年の目標などは立てられましたか?

昨年は、4月より尾崎歯科に勤務することになった他に、治療技術・知識の向上を目指した多くのセミナーに参加出来ました。

また、歯科医師向けに症例発表などの機会も多く経験することで、成長につながる一年になりました。

昨年の『おざき歯科通信12月号vol.8』でもお伝えしましたが、今年の尾崎歯科は、診療室の全面リニューアルを計画しております。

2階診療室の工事期間中は、3階に臨時診療室を設け対応させて頂きますが、ご迷惑をおかけしてしまう場合もあるかと思います。

今年の5月中のリニューアル開院を目指していきますので、宜しくお願い致します。

2016.12月号vol.8

「真っ当」な歯科医療を届ける為に

当院は、来年の5月のリニューアル開院に向け計画を進めております。尾崎歯科は、「全うする」というスローガンのもとに歯科医療に取り組んでいますが、リニューアル後の医院では、今まで以上に『全う』をお届けしていきたいと思っています。

正しい歯科医療を「全う」していく為に、最善の治療を支える精密な診断や、正確な治療をはじめ、院内の衛生環境も高いレベルで確立する予定です。

通院されている一人ひとりの患者様が、健康的な生活を生涯送れるように全身健康に導く口腔健康を支えていくことを目指します。

2016.12月号vol.8

2016年を振り返って

皆さん、こんにちは。

2016年最後の「おざき歯科通信」です。

12月になり、1年を振り返る季節になってきましたが、皆さんはどのような1年でしたでしょうか?

私は、4月から尾崎歯科に勤務し、院長を務める父(尾崎守男)と共に、お一人おひとりの歯科医療に向き合ってきました。

代々この地で、地域の口腔健康に携わっている「尾崎歯科」での診療には、プレッシャーもありましたが、通院されている皆さんの温かい対応のおかげで、充実した毎日を送らせて頂くことが出来ました。

来年は、「尾崎歯科」の全面リニューアル開院を控えておりますが、

改装工事期間中は、当院3階にて診療を継続致します。

ご迷惑をおかけする場合があるかもしれませんが、より一層忙しくも前向きな1年にしたいと思います。

2016.11月号vol.7

口腔臨床研修会で講演

10月1日(土)は、私も所属している口腔臨床研修会で、歯科口腔外科分野についての講演をしました。

口腔臨床研修会には、約100名の歯科医師が所属しており、口腔外科を中心とした知識やスキルアップを目指す研修会で、年4回の大きな講演会を実施しています。

今回の講演会では、『口腔内腫瘍の摘出症例』というテーマで行い、

お口の中に出来てしまった良性腫瘍の診断や術式を症例と合わせて解説しました。

口腔健康と全身健康には、深い関係性があることから、

お口の中に出来た腫瘍が良性であった場合でも、体の異常を知らせるサインである可能性もあります。

また、良性腫瘍の場合、痛みもなく、目立たない箇所にできることもあり、自覚症状がないことが多いのも特徴の一つです。

当院では、むし歯や歯周病だけではなく、口腔内全体を正しく診断することで、全身の健康をお守りする歯科医療を目指します。

 

2016.10月号vol.6

改装工事計画 進行中です。

『おざき歯科通信』でも、何度かお伝えしておりますが、

現在、当院は改装工事を計画しております。

医院の外装や、診療室を一新することで、皆様にとって快適な診療空間を追求すると同時に、私たちスタッフにとっても理想の歯科医療を実現するための改装計画です。

先日は、医療機器メーカーさんへ訪問し、皆様が歯科治療を受けるときに座る「診療チェア」や、高い水準の衛生環境を整えるための「滅菌システム」の説明を受けてきました。

医療現場における院内衛生環境のガイドラインは、ヨーロッパが一番厳しく定められており、その次にアメリカ、そして日本という順番になっており、意外にも日本は先進国の中では、あまり厳密には定められておりません。

新しい尾崎歯科では、世界で最も厳しい院内衛生環境を定めているヨーロッパを基準に検討していきます。

2016.10月号vol.6

北海道歯科学術大会

8月20日(土)・21日(日)は、

札幌パークホテルにて、北海道歯科学術大会が開催され、私は21日に参加しました。

北海道学術大会は、毎年お盆明けに行われ、歯科医療に関連する講演や症例発表の他に、国内外の歯科関連メーカー100社以上が出展し、最新設備や治療材料も展示されます。

私は、「小唾液腺唾石症の臨床的検討」というテーマの講演に臨床資料を提供し、共同発表をしました。

『小唾液腺唾石症』とは、『口腔内の唾液を作る組織の中に石ができる』ことですが、この「石」は非常に小さく、診断が困難な場合も多いのが特徴の一つです。

今回私たちは、病理学的診断やレントゲン診断などによって、「小唾液腺唾石症」の診断について臨床的検討を行った内容を発表致しました。

今後も、様々なかたちで歯科医師としての役割を果たしていきたいと思います。

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