2020.5月号vol.49

入れ歯の歴史 ~世界最古の入れ歯~

おざき歯科通信(2月号vol.46)では、快適な入れ歯の金属床義歯のご紹介をしましたが、現在では歯を失ったときには、入れ歯の他にブリッジやインプラントなど、様々な治療法があります。

では、大昔の人々は歯を失ったときには、どのような治療をしていたのでしょう?

現存する世界最古の入れ歯は日本にあります。

この世界最古の入れ歯は、和歌山市にある願成寺を開山した中岡テイ(通称:仏姫)のもので、1538年に74歳で死去していることが記録されています。

この職人芸的な入れ歯は、明治時代まで用いられますが、当時は仏師の副業のような仕事だったようです。

江戸時代になると「入れ歯師」と呼ばれる専門職として定着しましたが、大正時代になっても入れ歯は一部の身分の高い人が使用する高価なものでした。

入れ歯の創始者と呼ばれるフランス人のピエール・フォシャールが初めて入れ歯を作ったのは1738年なので、その200年以上前から日本には入れ歯の原型があったことになります。

現在では、一般的な治療となった入れ歯には長い歴史があります。

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