2020.9月号vol.53

口腔ケアと誤嚥性肺炎

7月号のおざき歯科通信では、口腔ケアと糖尿病の関係についてお伝えしましたが、糖尿病の他にも、口腔健康と全身の健康には深い関わりがあり、その一つに『誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)』があります。

『誤嚥性肺炎』とは、食べ物や飲み物、だ液などが誤って気管や気管支内に入り、肺に細菌が慢性的に流れ込むことで引き起こされます。

食事中だけではなく、就寝中にもだ液が気管に入り込むため自覚症状がない方も多いのが特徴です。

高齢者の肺炎の75%は、誤って喉頭や気管に食べ物などが入ってしまう『誤嚥(ごえん)』に関連していることも言われています。

歯を一本でも失った場合には、適切な治療を受け、噛み合わせや咀嚼(そしゃく)、飲み込むなどのお口の機能を守ることが『誤嚥性肺炎』の予防に繋がります。

定期的に歯科医院でお口のメンテナンスを受けることが、お口の中の細菌を減らすことになり、正しい口腔機能をいつまでも守り続けることにもつながります。

2020.9月号vol.53

正しい食習慣で糖尿病予防

糖尿病または糖尿病の予備軍とされている日本人は、2,000万人以上と言われており、2000年前後の10年間で約1.5倍と上昇を続けています。

糖尿病になると、血糖値を体の力で下げることが難しくなります。

血糖値を下げるインスリンは、すい臓で作られますが、すい臓への大きな負担が長期的に続くことで、インスリンを産生する機能が失われていきます。

一度失われたすい臓の機能が戻ることはないため、糖尿病予防を意識した生活が大切になります。

糖尿病を予防するためには、規則正しい生活と適度な運動習慣、正しい食習慣を心がけましょう。

糖尿病予防のための食習慣というと、糖分摂取を控えるという印象を持たれる方も多くいますが、すい臓に負担をかけにくい食事も大切です。

日本人のすい臓は欧米人に比べ弱く、肉類や乳製品は大きな負担となってしまいます。

お菓子屋ジュースなど余分な糖分はできるだけ減らし、間食や夜食を控えて、すい臓を休ませることも大切です。

野菜や魚を中心とした腹八分目の日本人らしい食習慣が、糖尿病予防に繋がります。

2020.9月号vol.53

継続する衛生環境への取り組み

尾崎歯科は、通院される患者様はじめ、現場で働くスタッフにとっても安全で衛生的な医療環境づくりを目指しています。

当院では、より衛生管理を向上させる為の設備を導入しており、「歯を削るドリル(タービン)」など治療のときにお口の中に入る機械は専用の滅菌工程で洗浄・滅菌処理を行なっています。

歯を削るドリル(タービン)は、先端に取り付けるドリル(バー)を回転させるため、内部はとても複雑な構造になっています。

導入している設備は、内部が複雑な構造になっている「歯を削るドリル(タービン)」などの内部の汚れを取り除くことが可能になり、その後、専用の滅菌器で滅菌処理を行います。

医療機関の衛生管理基準については、ヨーロッパやアメリカの方が進んでおり、当院で導入している滅菌器も日本では導入の義務はまだありませんが、当院はこれからも皆様が安心できる環境づくりを継続していきます。

院長 尾崎守男

WordPress.com Blog.

ページ先頭へ ↑