2021.8月号vol.64

効果的な歯磨きができる歯ブラシ

むし歯や歯周病からお口の健康を守るために大切な歯磨きですが、皆さんはどのような歯ブラシをお使いでしょうか?

当院では、その方に合った歯ブラシをご案内しておりますが、特におすすめな歯ブラシが「クラプロックス歯ブラシ」になります。

スイスで開発された「クラプロックス歯ブラシ」は、むし歯予防に効果を期待できる歯ブラシで、一般的な歯ブラシの約10倍の7,600本もの超高密度毛によって、効果的に汚れを取り除くことができます。

この超高密度毛はすべてポリエステル系ファイバー素材になっており、通常の歯ブラシに使われているナイロン素材よりも毛が柔らかく弾力もあるので、歯や歯ぐきを傷つけることなく歯垢(しこう)や汚れを除去することができます。

また、手で握るハンドル部分は八角形になっていることで、適切な角度で磨きやすくなっています。

歯磨きは、お口の健康を守る基礎でもあるので、大切な歯ブラシに選びについては、当院スタッフまでお気軽にお尋ねください。

副院長 尾崎槙一

2021.8月号vol.64

治療後の歯の生存率

上図では、初めて歯の根の治療を受けたあとのその歯の生存率を示しています。

この統計から、根の治療が重要であることはもちろんですが、被せ物の治療によってもその後の歯の生存率に影響があり、質の高い根の治療と被せ物治療が、治療後の歯の健康維持に重要になることが分かります。

銀歯の下はむし歯が再発している状態の場合も多く、良くない被せ物治療では、銀歯と歯の隙間から細菌の侵入を許しています。

その結果、むし歯の再発だけでなく根の病気の発生につながっているケースもあります。

その為、当院では歯を守るために、セレックなどのオールセラミックでの質の高い被せ物治療もご案内しています。

歯の根の治療は、抜歯の一歩前の治療であり、その後も何度も治療を繰り返すことは難しいため、次のむし歯や病気の再発は抜歯になる可能性もあります。

お口の健康を守る生活習慣、セルフケア、メインテナンスに加えて、治療方法もしっかりと検討することが重要です。

副院長 尾崎槙一

2021.8月号vol.64

新型コロナワクチン接種を終えて

6月16日(水)午後診療と17日(木)は、当院スタッフの新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチン接種(2回目)のため休診にさせていただき、皆様にはご迷惑をおかけしました。

ワクチン接種は、16日(水)午後に受けましたが、副作用による倦怠感や発熱などの可能性があることから、万全な体調で診療にあたることを考え、翌17日も休診とさせていただきました。

ワクチン接種後の副反応についてご心配される方も多いと思います。副反応は、2回目の接種後に多くあり、大半の方は接種して5時間後くらいから倦怠感や腕の痛みを感じ、中には37度くらいの微熱から39度くらいまで発熱する場合もあります。

接種翌日の夜に体調が回復するケースが多いようですが、副反応には個人差があるので、2回目のワクチン接種翌日はできるだけスケジュールは空けておいたほうが良いかもしれません。

現在、新型コロナワクチンは、世界199カ国で始まっており、EU諸国は18.8億回分のワクチンを契約済みで、アメリカは1カ国で12.1億回分を押さえています。

経済的に劣る国では接種が遅れていますが、オリンピックを控えた日本での接種率も大きな課題と思います。

新型コロナウイルスが、早く安全に収束することを願うばかりです。7月16日現在

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