2021.10月号vol.66

月イチ院内勉強会

当院は、毎月スタッフ全員が集まっての全体勉強会を行っています。

勉強会では、患者様にとってより良い歯科医療を届けていくために歯科治療についての学びや症例検討のほか、医院の改善点や問題点の話し合いなども行なっています。

日々の診療での改善点や歯科医療への知識を深め、全員で共有することで診療の質の向上に繋がるよう取り組んでいます。

また、患者様にとって最善の治療に繋げるためには、信頼関係がとても大切になるため、私たちはお口の状態だけでなく患者様の気持ちに寄り添う姿勢も忘れてはいけないと考えています。

尾崎歯科は、患者様にとって最良の歯科治療と、治療によって取り戻した健康を守り続ける予防歯科によって、皆様の健康で安心できる生活に寄り添い、健康を支える歯科医院を目指していきます。

今後も、勉強会などの医院活動を継続し、知識や技術のアップデートだけでなく、様々な情報を全員で共有し成長していくチーム医療で皆様の健康を守り続けます。

2021.10月号vol.66

運動は脳も鍛える!?

皆さんは、脳細胞について考えられたことはないでしょうか?

脳細胞は、年齢を重ねるほどに減っていく、生まれたときに数は決まっているというようなイメージを持たれていないでしょうか?

ハーバード大学医学部のジョン・レイティ教授の著書「脳を鍛えるには運動しかない」では、脳を発達させるためには、勉強よりも運動の方が大切であることが伝えられています。

運動と脳には、どのような関係があるのでしょう?

運動をすると、脳の海馬に多く存在するBDNFという物質が分泌され、記憶力や学習能力が向上することが実験で立証されています。

この実験は、シカゴのネーパーヴィル大学で行われ、1時間目が始まる前に体操やランニング、ダンスなどの有酸素運動を実施しました。運動をした生徒は、成績が17%も向上し、ネーパーヴィル大学は理科世界1位、数学世界6位の成績を残すことができたうえに、実験に参加した生徒は肥満や血圧、心拍数も改善しました。

また、運動によってセロトニンが分泌されることから、精神疾患予防や改善にも大きな効果も期待でき、週2回の運動で認知症リスクを50%も減少させることも報告されています。

改めて運動の大切さを感じます。

副院長 尾崎槙一

2021.10月号vol.66

ワールドシンポジウムを終えて

9月2日~5日の4日間に渡って、私が所属する世界的な歯科医師スタディグループの「インターナショナル・チーム・インプラント」のワールドシンポジウムが開催されました。

本来は、シンガポールで開催される予定で、私も参加するはずでしたが、新型コロナウイルスの影響によりオンラインでの開催となりました。

この「インターナショナル・チーム・インプラント」は、1980年に世界で活躍する12名のインプラント治療専門医によって設立され、現在では、世界中に15,000人を超える会員がいます。

ワールドシンポジウムでは、世界の最先端を歩む多くの歯科医師による講演が行われ、最新の治療材料や膨大な臨床データをまとめた根拠のある見解を学ぶことができる貴重な機会となっており、日本では得ることが難しい情報も多くありました。

現地に足を運べない悔しさもありましたが、現地開催の場合は約30講演全てを受講することは難しかったのですが、オンラインでは期間内であれば何度も視聴できたので、全て見ることができました。

今回も世界の歯科医療を牽引する歯科医師から多くの学びを得ることが出来ました。

副院長 尾崎槙一

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